特集第五弾

楽曲紹介 華原イアンBAND ショップ アルバム リンク ビデオ

特集第五弾やりきった!初の華原イアンソロライブ
2011年9月27日(火)高円寺ペンギンハウスにて華原イアンの単独ソロライブ「赤い雲」がついに決行された。オーディエンスはそこで何を目撃したのか!?
イアン自身、初のライブの手応えはどうだったのか?

ついに華原イアンが歌った!

ーーーついにやりましたね、初の単独ソロライブ。歌う、と聞いたときは本当に?と思ったのが正直な気持ちでした。実際にエレキでバッキングしながらガンガン歌っている華原イアンを見て、やはり驚きました。ギターボーカルはやってみて、どうでしたか?

思いきり歌いましたよ、いやー気持ちよかった!
歌うということがこんなに楽しいとは!
正直、次回も歌はやりたいと思っています。もっといいものを聞かせられると思うし、新しい歌もやりたいね。

ーーー華原イアンのインストは周知の通り、クラシック音楽のフレーバーがどこかに漂う、クラシックをやってきた人がロックを書いた、という雰囲気があるますよね。しかし歌もののラインナップは比較的ポピュラー感がありますね。

そこは、やっぱりね、複雑怪奇な歌って受け入れられないだろうし、前も言ったけど、20年30年前から存在していてもおかしくないと感じる、つまりそれがポピュラーってことだと思うんですよ。

まあ、1曲だけは、不思議な歌詞の歌はやったけどね(笑)

「すろんどてごろんどー夜の鯨」LIVE2011 9/27より
スマートフォンはこちら
httpvh://www.youtube.com/watch?v=PXRIvJk5YAs
ーーー「スロンドテゴロンド」ですね。これは本当に響き重視のソングでしたね!言語野を司る左脳ではなく、右脳で聞いてくださいという。MCとしても面白かったのですが、オーディエンスは実際にどうだったのでしょうね?

うーん、僕は脳科学者じゃないから、こんなこと真面目に答えるのもなんだけど(笑)

スロンドテゴロンドのような意味のない歌詞を聞く場合、恐らく完全に左脳が閉じるわけではなくて、子音と母音の組み合わせを聞いただけで、何か知っている言語や言葉、意味に当てはめようとすると思うんだよ。だから、「スロンド〜♪」と聞いた瞬間、左脳の言語野も少し反応しているはず。だから正しくは右脳ソングじゃなくて、右脳の使用率が高いソング?だと思う。左脳右脳使用率メーターがあれば面白いよね(笑)

もっと言えば、聞いた事もない言語のソングを聞いた場合、自分の知っている単語、意味にあてはめる事ができなければ、どうしても歌を音と認識するしかなくなるかもね!

まあ、脳の話はこれくらいにしましょう!結局、歌詞は文学、僕は作曲家。だからいかに音楽としていいものを作り、それを届けるか。そこが一番大切なのですよ。

ーーー今後自分の曲を誰かゲストに歌ってもらうような可能性はありますか?

あり得ますね。この曲はこんなボーカルが歌ったら最高だな、というイメージは持っています。例えば、「笑顔の天使達」は男性の歌詞なんだけど、女性ボーカルに歌って欲しいなあ。

曲ごとにボーカルを選べたら、凄いライブ、アルバムが作れるんだけどね・・・。現実的じゃないから、先ずは僕自身が歌う事にしたんだよ。そして、今回本当に歌ってよかったと思っているよ。

「思い出」LIVE2011 9/27より
スマートフォンはこちら
httpvh://www.youtube.com/watch?v=hLzsSlWi624 

ーーーさて、インスト曲の方はどうでしたか?バックバンドあり、華原イアンのインストギター。音作りもバッチリ、フェンダー&マーシャルの太く、抜ける音が本当に気持ちよかったです。華原イアンバンドとは編成も曲も違いましたが、今回のバックバンド編成はどうでしたか?

そうだね、ドラム、ベース、ギター、鍵盤。これ、一つの理想だったし、本当にやってみたい編成だったよ。近年のjeff beckもこの編成でやっていて、僕もこの4パートでやってみたかったんだよね。

ーーー「素敵な仕事」や「思い出」のギターの美しく耳に残るメロ、速いフレーズの構成、ギターの音作り(マーシャルのゲイン10)など、もう完成してますよね。特にギターのボリュームをコントロールしながら弾く技術には毎回驚きます!

あれ、バイオリン奏法なんて言われていてね。弾いてから、絞っていたボリュームを一気に上げると、弦をはじく時のアタック音のないバイオリンのような音が出る、という奏法なんです。昔から好きで、今でも自分の持ち味になっているかな。

ーーー今回、バックバンドありのエレキ&ボーカルもありましたが、一人でのエレキボーカルとは違いましたか?

それに関しては・・・やっぱりバンド編成ならギターに集中したい!と後で思いました(笑)
なにしろ人前でギター弾きながら歌うのも初だったし、さらにバンド編成でギターボーカルを取ったのも超久しぶり。慣れていないというよりも、ギタリストだからなあ・・・。でも楽しかったですよ。

ーーーライブの途中でエレキギターの音色が変わったのは、何か故障したのですか?

故障しました。アンプが飛んだんだよね。

で、急遽マーシャルからフェンダーのアンプに余儀なく変更! これが困った事にキャラクターが全然違うからねえ・・・いわゆるクランチで弾き抜いた、という訳です。

キャラクターが全然違うアンプに変更したので、弾くのも大変だったけど、これはこれで楽しめました。多分ライブじゃなければ聞けない、いいハプニングだったかな?

ーーー最後に、次回のソロライブについて。やはり今回のように歌をエレキボーカル、そしてインストもやるという感じですか?

まだ迷っていますが、前半は歌のみ、後半はインストのみというようにまとめてしまうのも手かな?単独で歌だけのライブというのも一度やりたいと思い始めている。

とにかく今回、気持ちよかったから(笑)アコギで弾き語りもいいけど、エレキギターで歌うのもいいもんだなあとつくづく感じたよ。そのときは、右脳で聞けるソング、新曲を用意できるかも!?

「すろんどてごろんど」の作詞者森下由美さんが、新しい右脳ソングの歌詞を用意してるって言ってました。


初のソロライブをやり遂げた華原イアン。歌を歌う事に目覚めたような、それでいてインストのギターの向上にも余念がない。どうやらこれは欲張りとは少し違うようだ。あらゆる可能性を試し、さらなる進化を遂げようとしているのかもしれない。言うまでもないが次回のライブで何が出てくるのか、非常に楽しみである。 20101014 crout_yamano

この記事にコメントする

華原イアンBAND ライヴ よってって2008penguin house

華原イアンライヴ フィンランディア2008penguin house

華原イアンライヴ シベリウスにお茶を2008penguin house

アルバム

ミュージカルナンバー・スタジオレコーディングス



空飛ぶ二匹の猫



おおきなねずみ


タグクラウド

interview solo video

WP Cumulus Flash tag cloud by Roy Tanck requires Flash Player 9 or better.

Powered by WordPress, WP Theme designed by WSC Project